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飯山白山森林公園から宮ヶ瀬湖周辺で、紅葉狩りを楽しんでみませんか。飯山白山森林公園は、厚木市内でもっとも紅葉の美しいところで、ハイキングコースがあり、ゆっくり散策したい場所です。飯山白山森林公園の麓には、あつぎ温泉郷(飯山)があります。飯山から車やバスで約30分のところに、宮ヶ瀬湖があります。宮ヶ瀬湖は都心から一番近い湖で「宮ヶ瀬湖畔エリア」「ダムサイトエリア」「鳥居原エリア」の3つのエリアに分かれています。それぞれのエリアで、紅葉を楽しむことができます。場所により異なりますが、紅葉の見ごろは、11月中旬から12月上旬ごろです。
飯山白山森林公園は、厚木市北西部の白山とその周辺の里山に広がり、秋の紅葉は見事です。中でも、桜山の東側斜面の紅葉が美しく、特に「扇の広場」周辺は、真っ赤に染まったモミジが見事です。「みんなの広場」には、公園のシンボルとなっている大きなイチョウの木があり、12月に入ると一斉に落葉し、辺り一面が黄色のじゅうたんを敷いたようになります。飯山観音駐車場から25分ほどでたどり着く白山山頂の展望台からの眺望は抜群で、横浜ランドマークタワーや新宿副都心、東京スカイツリー、伊豆大島などが見えるほか、空気が澄んでいる日には筑波山や伊豆七島の利島などが見えることもあります。また、公園に隣接して、飯山観音長谷寺があります。紅葉を愛でながら、ゆっくり散策するのがおすすめです。
飯山観音長谷寺は、坂東三十三観音霊場の第六番礼所として知られ「飯山観音」の名称で親しまれています。飯山観音長谷寺と言えば、四季を彩るサクラとアジサイが有名で「かながわの景勝50選」「かながわの花の名所100選」に選ばれています。仁王門は令和2年(2020年)に大規模改修を実施。接ぎ木を行うことで敷居や柱には、当時の材木が残されています。御朱印は、「大悲殿」「大黒天」「観世音」の3種類があります。令和7年開山1300年を迎えました。
秋から冬に提供される「いのしし鍋」。使用するいのしし肉の部位や鍋のベースとなる味噌はそれぞれに志向を凝らしていて、飯山では旅館で食べることができます。厚木の名物と言えば、100年フードに認定されている「とん漬」があり、飯山周辺でも買うことができます。本厚木駅から飯山へ向かう途中には、ビールを醸造する「厚木ビール」や本厚木駅周辺にはホルモンを食べれる飲食店があります。本厚木駅から徒歩約3分、アミューあつぎにある「厚木市まるごとショップあつまる」では、黄金井酒造のお酒やサンクトガーレンのビール、とん漬、ホルモン、アユの加工品などを購入できます。お土産にいかがですか。
あつぎ温泉郷の飯山温泉には、2軒の宿があり、ゆっくりと湯に浸かり美食を楽しむことができます。アウトドア派の方にはキャンプ場もあります。
清川村には、日帰り温泉の清川村ふれあいセンター「別所の湯」(宿泊不可)やキャンプ場があり、宮ヶ瀬湖畔園地周辺には旅館があります。
また、愛川町の中津川沿いなどにも、旅館があります。
あつぎ温泉郷
清川村ふれあいセンター「別所の湯」の情報はこちら(宿泊不可)
清川エリア
大棚沢橋は、飯山温泉から宮ヶ瀬に向かう途中にあり、大棚沢広場から徒歩2分の場所にある橋です。湖面と紅葉がコラボレーションして、橋越しの紅葉や湖面に映る紅葉など、多様なアングルで楽しめます。車の方は大棚沢広場の駐車場に、バスの方は「仏果山登山口」で下車すると橋まですぐです。
3エリアの中で随一の広さを誇る「けやき広場」がある宮ヶ瀬湖畔園地。吊り橋と紅葉のコントラスト、湖と山の紅葉を望むスポットなど、さまざまな見方で紅葉を楽しめます。紅葉シーズンには、園地内の広葉樹をはじめ、周りの山々が紅葉している様を望むことができます。
飯山温泉から宮ヶ瀬湖に向かう途中の清川村役場前にある「道の駅清川」。清川の農地畜産物、工芸品、お土産品など、清川の名品がすべて揃っています。中でも、清川の豊かな環境で育まれた豚肉「恵水ポーク」。道の駅2階にある食事処「恵水キッチン」では「恵水ポーク」を使用した豚丼を食べることができます。また、1階では「恵水ポーク」の精肉をはじめ、地場の新鮮野菜や清川茶、お酒、各種お土産品などを販売しています。
愛川エリア
首都圏最大級のダム貯水湖として知られる宮ヶ瀬湖の東側にある51ヘクタールの広さを誇る「県立あいかわ公園」では、モミジなどの紅葉を楽しむことができます。じゃぶじゃぶ池やふわふわドームなど子どもが楽しめる施設も充実しています。公園内を歩き、ダムサイトに行くこともできます。
イチョウ並木やモミジの紅葉の名所としても知られている「県立愛川ふれあいの村」。例年シーズンに合わせて「紅葉まつり」も開催されています。
中津川の上流、自然豊かな愛川町。神奈川中央養鶏農業協同組合の卵や丹沢農場の丹沢高原豚、大矢孝酒造の日本酒など、清らかな水と肥よくな大地が生み出す名産品があります。中でも、愛川と言えば「卵」で、清らかなおいしい水を使い生産している卵があり、卵果屋で卵をはじめ、プリンなどを販売。愛川町は、知る人ぞ知る有機農業が盛んな地域で、有機農業の作物を卵果屋で購入できます。その他、ふれあい旬鮮市中津店で、農産物などを買うことができます。