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Tel 046-247-7884
厚木市長谷にある蓬莱山長谷寺は、天喜・康平の頃に十一面観世音菩薩を某阿闍梨(ぼうあじゃり)が大和の長谷寺より遷座(せんざ)し、地名の基となったお寺です。当時広大な境内には清らかな水が集まる池があり、村人たちはその池の水で目を洗い治療に使われたと記されており、現在も清水という地名として残っています。高台から菩薩の願力で今もなお人々の願いを祈祷する寺院であり、共に学ぶ寺子屋が開催されており、笑顔が溢れています。講座内容として、ヨガ、詩吟、坐禅、書道などさまざまな活動が本堂で行なわれています。
赤い柱が特徴的な現在の本堂は、平成5年9月に再建しました。
本堂には「聖十一面観音菩薩」がご本尊として祀られています。さまざまに姿を変えることができるのが菩薩様であり、十一面の観世音菩薩様は、私達にもいろいろな姿があることを示されています。家に帰れば住民、バスに乗れば乗客、学生さんの頃もあったでしょう。旅先では旅人、お寺では参拝者。観音様からの目線で、自分に備わる元気な笑顔を広げる徳を重ねてみませんか。
本堂内では共に学ぶ場として寺子屋がひらかれています。住職による坐禅や写経ももちろんですが、先に学ぶ先生によるヨガや詩吟など定例の講座ばかりではなく、映画鑑賞や、三味線などの演奏、修行体験や結婚式など様々な活動が行なわれる、だれでも参加できるお寺です。亡くなってから来るのではなく、楽しく生きるためにお越しください。
正面には大山が稜線をつなぎ雄大に私達を出迎えてくださいます。バス通りからは想像もできませんが、晴れた日には湘南台まで見渡すことができます。本堂前に設置されているベンチに座りながら、ゆっくりと観音様の目線で景色を味わってみてはいかがでしょうか。ゆったりとした時間の先には、大山に沈むキレイな夕焼けをご褒美として授かることできるかもしれません。
観音様の参拝の証として、御朱印はお勧めです。あくまで御朱印は参拝の証です。そのため参拝もせずに御朱印をいただくのではなく、 きちんと十一面観音様に手を合わせ、参拝することが肝心です。御朱印をいただく、本来の意味を忘れないようにしましょう。タイミングが合えば住職の祈祷太鼓もあるかもしれません。御朱印だけに限らず、境内に入った際はご本尊にご挨拶をしましょう。他の寺社仏閣でもマナーとして心得ましょう。
下がり眉毛が特徴の住職、なんでもやってみたいのも住職の特徴です。たくさんの資格をもっていて、多くの経験をしています。眉毛がさがってしまったのは保護猫や保護犬がかわいくてなのかもしれません。
駐車場から本堂まではスロープや手すりが設置されていて、さまざまな方が集いやすいようバリアフリーに取り組んでいます。
施設名 | 蓬莱山 長谷寺 |
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ジャンル | 見どころ(仏閣) |
住所 | 〒243-0036 厚木市長谷1288-1 |
問い合わせ先 | 046-247-7884 |
交通手段 |
【公共交通機関】 【車】 |
駐車場 | 全20台 |
公式ホームページURL | https://choukokuji.jp/ |
https://www.facebook.com/chokokuji | |
@choukokuji.hase.otera |